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| 『大人になるということ』 |
『大人になる』
ということは『我慢』することである。
『ウイニングイレブン10』に
『熱スタ2006』、
『プロ野球スピリッツ』…
アーオゥッ!!
スポーツゲーム買いてー!!
ゲームやりてーよぉーっ!!
ママー!ママー!!ゲーム買ってー、買ってよぉーっ!!ゲームを買っ…
ゴホン…
我々には単独ライブが控えている。
『大人になる』
ということは『我慢』することである…。 |
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| 『桜の木の満開の下で』 |
哲学堂から
早稲田通りに繋がる
『中野通り』が好きだ
薄桃色で満開の
桜並木をバイクで走る
春はおだやかに
夏は日差しをさけ
秋は何故か淋しく
冬は人恋しく
この道を行く
二十歳を過ぎてからやっと
『花』を見て
『綺麗だ』と感じるようになった
『中野通り』が好きだ
色々な物を手にして
何も考えないで
ただただ綺麗なだけの
春
この道を歩きたい
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| 『そば』 |
淡いブルーのコロンをたたいて手首と首筋に振りかけた。上半身裸のままで私はゆっくりとキッチンに向かい収納の扉を三回ノックした。観音開きの扉を同時に左右に大きく広げると中から鍋が顔を出した。
『悪いな…また来ちまったよ…』
そうつぶやいて赤ん坊を抱くようにやさしく鍋を取り出した。フタをそっと開き、水道の栓をひねる。蛇口からは透明な液体が激しく音をたてながら鍋の底にたまっていく。それは砂漠に降った雨の如く鍋の中の乾きをいやした。私は振り向いてリビングに行き、部屋のライトから垂れたヒモを相手にシャドーボクシングをした。
『シシッ、シッ!』
見えない相手をK.O.して再びキッチンに戻ると自然の恵みから授かる「水」という透明の液体は鍋を半分ほど埋めている。栓をさっきと逆方向にひねると、水の勢いは収まり、やがて水滴に変わる。女の涙を拭う様に蛇口を人差し指でなぞる。今、私の指先に光る透明な液体は、神が作り出した最高の失敗作であるおろかな人間や動物、そして植物、生きとし生ける物全ての命の源にもなるし、あるいは絶滅においやることもできる「魔法の液体」だ。私は胸に刀傷をつける様に斜めに指先を押し当てた。
鍋とフタをKISSさせてコンロに火を入れる。青い炎は鍋の底を熱し、水にダンスをおどらせる。
白鳥の飛ぶマネをしながら寝室に行き、コンポの電源をオンにした。MDの再生ボタンを押してボリュームをフルにする。
指揮者のマネをしながら私は白目でエアータクトを振るう。
『負けないこと
投げ出さないこと
逃げ出さないこと
信じぬくこと
駄目になりそうな時
それが一番大事
オーオーオーオオオーオーオオオーオオー』
スピーカーから流れる曲の『オー』の部分だけ絶叫してコンポのコンセントをひっこ抜いた。
魔法の液体は烈火の如く、怒りに煮えくりかえっているようにも見えた。
私は再び別の収納を二回ノックし扉を開けた。
『待たせたな…さぁ、おいで…』
私は一つの袋を取り出した。強く、優しく抱き締めたその袋には大きく二文字こう書かれている。
「そば」
私達はお互い離れていても近くに感じることができるし、遠くてもそばにいる。見えない何かで繋がっていると強く信じている。
耳にそっとあててみると、いつか行ったあの、暑い暑い八月の海の、波の音が聞こえた。沸騰したお湯の中にそばを解き放つ。そばは生命を吹き込まれ、湯の中を泳ぎ始める。
『♪見、積もりだ見積もりだ』
鼻歌まじりに半分ほど残っている「めんつゆ」をおわんに注ぎ、残りを一気に飲み干した。
めんつゆに水をブレンドさせて中指でかきまぜる。そのまま中指を口に咥えて、舐めて、舌舐めずりをした。
『お前は最高だよ…もし次に生まれ変われるなら俺はお前になりたいとさえ思う…お前が…欲しい…!』
めんつゆの耳元でそう囁いた。
さいばしでそばを一本だけ取り、手の甲に乗せた。ピリッとした熱さの刺激はこれからそばを食すという、そばに対しての謝罪の気持ちから来る自分に対しての戒めだ。
『ズルルルッ…ん〜、アルデンテッ!』
イタリアの魂が日本におりたった。タイミングを見計らって火を止める。すぐに鍋を掴み、ざるにそばをぶちまける。一斉に蒸気に包まれて視界は白く染まる。
その昔、浦島太郎という男が玉手箱を開けると白煙に包まれて一瞬で老人になったと聞く。たとえこの白煙の向こうに待っているのが老いた私の姿であっても私はそれを受け入れる覚悟はできている。
幸いにも白煙の向こう側にいたのはそのままの自分だった。
手際良く湯をきり、そのまま頭からそばをかぶる。めんつゆを全て捨て、鍋とおわんを洗う。たばこに火を着け、ジャージのズボンを脱ぎ、純白のワイシャツをはおる。D&Gのサングラスをかけ、グッチの靴を履き、バイクに飛び乗る。
行き先は決めてない。ルイヴィトンのキーケースが揺れている。
桃色の風がパンツの中を通りすぎる。
海が見たくなる。
でも見には行かない。
青い海が見たい。
でも行かない。
どこへ向かうのか?そんなこと大した問題ではないし私にもわからない。行き先はマシンに聞いてくれ。
頭の上でそばが揺れている。
私はマシンを止め、一軒の店に入る。
「ざるうどん一つ」
うどんも好きだ…。
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| 『タイタンライブ出演』 |
二回連続でタイタンライブに出演させて頂いた。
正直なところ、天井が高いホールは声を張らないとネタの空気感が伝わりヅライので苦手である。アタマから声を張るのを忘れいつも通りしっとり入ってしまったのが悔やまれる。
打ち上げでは
『ココ、いいか?』
と、話をしてみたかった爆笑問題の太田さんが私の隣で相方の向かいの席に自ら座り、5番6番さん、ほたるゲンジさん、瞬間メタルさん、サンドウィッチマンといった男クサイ若手にまじり、気さくにテレビでは言えない○○に出入り禁止になった話や××に△△した話、他にも書けないようなあんな話こんな話を沢山して下さった。
話を聞いているとあの年でこんなに怒られている「大人」は見たことがない…。
後ろを振り向けばBOOMERさんにデンジャラスさん、お笑いを始める前からテレビで活躍していた先輩方がいて横を見れば爆笑問題太田さんがいて、前に高校からの同級生である相方がいる。
何だか不思議な絵だなぁ、などと、ふと素になってしまったがぜひまたあの話の続きを聞く為にも次のタイタンライブにも出れる様に頑張りたいと思った…。 |
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| 『32歳』 |
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32歳。
オッサンの朝を迎えた。
時計は間もなく九時を指そうとしているがまだ眠りにはつけていない。
ライブの日の夜は疲れていてもなかなか寝れない。
次々と割り込んで来る予定に計画的に動けずに物事が進まない。
何から手をつけていいものかがわからなくなっている。
既に誕生日など眼中にはなく、いくつかもらったメールで誕生日に気づいたほどである。
ようやく眠りについたが気付けばもう起きる時間、32歳の男はオーディションの為に台場へ向かう。
池袋の駅の階段を降りると後ろから声をかけられた。
『ちょっといいかな?』
『あ?』
と振り向くと警察官である。
『へ?』
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何もした覚えはない。
『最近若者の犯罪が増えててね』
『あー多いですねー』
『だからクスリとか刃物持ってたら出してくれるかな』
『は?』
『うん、だから出して』
自分の目と勘に自信満々で攻撃的に攻めて来る警官。
『言いたくないけど俺お笑いやっててテレビにもチョコっと出てる身なんで残念だけどその手のモノは持ってないのよ』
『お笑い?テレビ?何言ってるかわからんが早く出しなさい!』
『わかったわかった、今そっちから俺よりヤバイ感じのヤツが歩いてくっからそいつ刃物持ってるから声かけてみて。じゃあ!』
警察官が振り向くと金髪で色メガネの小太りが歩いてきた。
『あー君、君!刃物出しなさい!』
『は?』
相方が職質を受けてるのを遠目にチラ見してホームに向かう。
電車は台場を目指して走る。
32歳の誕生日に
『一発ギャグのオーディション』
を受ける男を乗せて…。 |
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| 『遠い空』 |
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〜大友ジュン デビューライヴ『遠い空』はじめの一歩〜
を見に行った。
ダチでシンガーソングライターのジュン君のメジャーデビューライヴだ。
幼さが残る甘い歌声で、ノると言うより『聴かせる』タイプの歌を唄うので座ってじっくり聴かせてもらった。
私の席からはどうも台の上に置いてある『途中で飲む水』が目につき、『水ありき』のジュン君に見えて歌の真っ最中で急に飲まねーかなーとか、水100本くらいおいてあって足の踏み場がなかったら面白いなーとか、もしカッパのバンドなら全員途中で頭の皿に水をかけるからそっちメインになってライヴハウスから出入り禁止になる可能性もあるだとか、真面目な曲の最中に職業病の兆候が出始めて一人でニヤついていたが後ろにいたムコ殿にさとられると色んなとこに書かれるのでライヴに集中した。
メジャーデビューするぐらいだから歌がうまいのは当然だが、歌詞を聞いてると一曲一曲のどこか一行は心にひっかかる。
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これは言葉を商売道具にする人間にとってはとても大事なことであり、特に聴かせるタイプの歌手ならこれがなければ印象にも残らずセンスがないのでやめた方が自分や親類や世の中の為になる。
もちろんジュン君はその点はクリアしているし何せ驚いたのは曲と曲の間のMCがうまいことだ。
私は職業がら歌手やバンドの人達と仕事が一緒になるとどうしてもMCに注目してしまうのだが、ほどよく笑いと真面目な話の緩急をつけて客を引き込んでいて安心して見れた。ホラカク。を良く見に来ている成果かどうかはわからないが、きっと本人なりに勉強しているに違いない。途中でやった織田裕二のモノマネの似てなさには戦慄みたいな物が走ったが…。
ジュン君にとってこれからが勝負である。
ここまでたどり着ける人は少ないが、ここから上で踏ん張れる人はもっと少ない。
売れる物と好きな物は違うかもしれないし自分の能力以上の物を求められることもあるだろう。
それでも、いつの時でも応援してくれる人は必ずいるし、常に何年か先を見据えて、何より好きなことならどこまでも楽しんでほしいと思う。
果てしなく遠い道のりを
ここまで来たけれど
ほんの少しだけでも
変われたのだろうか?
お互い売れて振り返ってみたいと思う…。
P.S.
ライヴかっこ良かったよ!暇ができたらまたサッカーゲームと野球ゲームで勝負しよう!
負けた方は引退で…。 |
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| 『デビルマン』 |
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デビルマンが好きだ。
テレビアニメの緑色の方だ。
物心ついた時にはもう好きだった。
緑と黒と赤の色使いと根っから正義ではなく、好きになったのがたまたま人間の女だったから、そいつを守りたいだけで悪魔から裏切り者の名をうけて全てを捨ててまで戦うというストーリーの斬新さ、エンディングで腕組みしてビルに腰掛けて考え込む姿に見え隠れする哀愁、最終回で大好きなミキの目前で覚悟を決めてデビルマンになる変身シーン、デビルイヤーは地獄耳、100点のカッコ良さである。
ただ好きなのは間違いないのだが、アニメの敵や流れは全く覚えていない…。
レンタル屋で見つけたので近々借りて思いだそうと思う…。 |
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| 『デビルマンその2』 |
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これは昔、パチンコのデビルマンの台が出たのでパチンコ屋でバイトしていた後輩に
「ポスターくれ」
と言ったら
「すいません、コレしかなくて…!」
と持ってきたPOPの看板である…。
はっきり言わしてもらおう。
「邪魔」である…。
だが私の身長以上あるこの看板を、電車を三本乗り継いだ上に誤って一駅手前で降りてしまい、そこから歩いてうちまで持って来た女の後輩二人の頭の悪さには敬意を表したい…。 |
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| 『デビルマンその3』 |
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これは少し前にお菓子のオマケについていたフィギュア。
何種類かあったのだが、コレ一つが欲しいがために結構な金を費やした…。
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| 『デビルマンその4』 |
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コレは抽選で300名にしか当たらない、
「永井豪チョイスバージョン」
のデビルマンフィギュア。
マニアにはたまらない一品。
昔からわりと懸賞王の私は狙った獲物はわりと逃がさないのである。
欲しい人が現れても基本的に売る気はない!
だが金の無い今なら額によるかもしれない…。
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